白い粉パンの男

マッチングアプリで出会った男たち

 

東京にいたころ初めはアンチマッチングアプリ派だったんだけど(怪しいと思っていた)

利用する友達や同僚が増えていろいろ話を聞きインストールしてみた。

まずは王道のペアーズをインストール!!

ダウンロード当初はイケメンを見るだけのアプリとして楽しんでいた気がする~!(^^)!

年齢は±3ぐらいで調べてたかな~('ω')ノ

 

登録時はピックアップされやすいのか、あれよあれよと複数の男性とマッチング☆

その中でもやりとりがある程度続いて、やりとりの感じから礼儀正しそうな人と試しに一回会ってみることにした。。。。

 

男性のプロフィール

Kさん 

2.3個上 当時29.30歳

外資系証券会社勤務

早稲田大学出身

175センチぐらい

細身、色白、顔は清潔感があり真面目な印象

 

期待を膨らませメッセージをしていたハナ太郎、衝撃的な結末が待っているとは、、まだ知る由もない、、、

 

待ち合わせは6時30に有楽町

期待を膨らませハナ太郎は山手線に飛び乗った(^^)/

当時職場が高田馬場だったので決してとても近い待ち合わせ場所ではなかった、、

だが有楽町といえばオシャレな街というイメージがあったし相手が指定してきたため

ハナ太郎はふたつ返事で有楽町に向かっていた。

6時30少し前に有楽町に到着したので

 

ハナ太郎「有楽町駅着きました」と連絡を入れる

Kさん「有楽町の近くにある大きい無印良品分かりますか?」

ハナ太郎「はい。分かります。そちらの方に向かえばいいですか?」

Kさん「そちらにカフェが併設されているのでその入り口で待ち合わせしましょう」

ハナ太郎「はい(^^)/」

 

5分~10分後

Kさん「ハナ太郎さんですか?お待たせしました。」

ハナ太郎「はじめまして!全然大丈夫ですよ~」

Kさん「じゃあ、入りましょうか!」

   ??????!

え!?どこに?あ、ここか!勝手に仕事終わりに待ち合わせだから夜ご飯にそのまま行くと思ってたけど、カフェ挟んでからの夜ごはんってことかな(^^♪

にしても、開放的な食堂のようなカフェではじめましての挨拶。拷問かよ。

結構キツイかも、、決して無印カフェが嫌いって訳ではなくむしろ好きなんだよ。友達とランチしたり、一人でふらっとよれるから好きなんだけども、初対面で360度包囲されている席で会話はきつい、、、

周りからの目線よ、、、(^^;)

まあ、知り合いに会う可能性も低いし、せっかく予定を合わせて会ってるんだから、と腹をくくり無印カフェに入店。。

 

Kさん「飲み物買ってきますね。何がいいですか?」

ハナ太郎「ありがとうございます(*^^*)じゃあカフェオレでお願いします。」

5分後

Kさん「お待たせしましたーはい。どうぞ」

手渡されたトレーにはカフェオレと、お水、白い粉がふってある小さなロールパンが一つ。

一瞬デザートかな?と思ったが紛れもなく白いパン。。

ハナ太郎「あれ?Kさんお飲み物は?まだ来てないですか?」

Kさん「あ、飲み物はこれです。」

と言うと同時に私のトレーからお水とパンをひょいっと取り上げる。。。。

ハナ太郎「?????!!」

Kさん「ここのパン美味しいんですよね~よく買うんですよ~」

白いパンを頬張りながら、目の前の男はこう言った。

ハナ太郎。。。。思考停止

  え、待って待って 今からごはん行くんじゃないの?てかパンにお水ってあり?

  美味しいなら私にも買ってきてくれてもよくない?いらんけど。

  いや、何が起こっているの?飲み物買わないの?

  どうしよう、恥ずかしい一刻も早くここから逃げたい。。。

そんな私をよそにこの男は

K「ハナ太郎さんはなにしてる方なの~?休日はなにしてるの~?」

とお決まりの質問をしている。。

1時間くらい話したはずなんだけど全然会話の内容覚えてないわ、、笑

確か休日は株をみたり、勉強していて、ほとんどお金は使わない。

外にはほとんど出なくて職場の交流会?かなんかで登山に行く機会があったときに、

日焼けしたくなくて日傘さして登ったって言ったのは引いたな。。

他にも多分発言してたんだけど、何しろトレーに残る白い粉を見ると話が頭に入ってこなくて、、

そして極めつけは

Kさん「ハナ太郎さん、この後どうします?」

ハナ太郎「ごはんってこの辺、、」

Kさん「あ、ここら辺飲食店たくさんありますよーとりあえず出ましょうか」

 

Kさん「じゃあ、僕はこれからそこで英会話のレッスンがあるのでまた(^^)」

ハナ太郎 ??????!

ちょっと待てーーーー!!!!じゃあまた!じゃねぇえんだわ!こっちははるばる花金←(金曜だった)に有楽町に腹を空かせてやってきてんだわ!

なんなら友達にも今日はアプリのメンズと有楽町ディナーって宣言してきてんだわ!!

それをお前は英会話のレッスンがあるからだとーーー

何をぬかしとんじゃわれぇぇえええ( ̄д ̄)すみません荒ぶりました。

 

いや、待てよ、決してこの男は一緒に夜ご飯をしましょうとは言ってなかった。

さっき無印をでるときも、周りに飲食店はたくさんあるという情報はくれたが、決してそこに行きましょう。とは言っていない。

メッセージのやり取りをみても会いましょう。ってなってから夜ご飯というワードは出てきていない。。

え?これ私が悪いの?夜ご飯前提だと思っていた私の責任か?いや、仕事終わり、ましてや金曜に会うって普通ご飯だと思うじゃん?これハナ太郎が悪いの?

なんの罰ゲームで花金の夜に有楽町に放り出されなきゃいけないのーー。。

楽しそうな男女を横目にハナ太郎は帰宅の路についた、、

 

もう、アプリなんかしねえ!!と心に誓った。。まあ2か月後ぐらいには再開してたけど('ω')ノ(笑)

この件があってから、アプリでの初対面に耐性ができたと思う!そう思うと感謝??

この男とは2回目なかったけどね。お誘いきてたけど。。

 

結論

初対面の人と会うときはランチなのかお茶だけなのか、夜ご飯なのか確認しよう

自分の中の常識が通じないこともある

確認をおこたらない!これ大事